
はやしやまクリニック希望の家(以下希望の家)は19床の有床診療所ホスピスです。平日昼間の時間帯は5名~7名のスタッフが、また夜間帯は2名のスタッフが患者様に懇切なホスピス・緩和ケアを提供いたします。
私たちのめざすホスピス緩和ケアは終末期患者の「死を看取る」ことではなく、たとえどんなに状況が過酷であろうともその人の価値観や人生観に寄り添って最期の時が来る瞬間までその人らしさを尊重して「生を支える」ことです。
死は生けとし生けるものにとって避けられない宿命ですが、たとえ人生の終焉が間近に迫っていたとしても、その人を末期の「患者」としてではなく、一人の生活者、夫、妻、父親…つまり家族の一員として、あるいはたとえ茨の道であったとしても自分の人生を生き切った固有の尊い存在として敬意を持って最高最善の緩和ケアサービスを提供し続けることが私たちの使命です。
がんなどの末期状態に関連する痛みや苦しみなどの症状を緩和することが目的です。がんだけではなく、筋委縮性側束硬化症などの難治性疾患のターミナルステージも受け入れます。
原則として命の残された期間が数か月以内と予測される方の最終の看取りとなります。
がん患者様ご自身やご家族様の種々の事情で数日から2週間程度の予定で入院する目的です。
従いまして、入院患者様の症状が十分緩和されて、予後も数カ月以上の長期生存が予測される場合は、いったん退院、もしくは他の医療機関や介護施設に転床となる場合がありますことをご了承いただければ幸いです。なにぶんにも僅か19床しか入院ベッドがありませんので、癌の痛みで苦しんでおられる方の症状緩和を最優先させていただくのが私たちの使命と考えております。
退院後も先の1、2、3に該当する場合適宜入院することができます。また後述しますように、24時間対応可能な在宅ケアシステムも提供しておりますので、ご自宅での療養を選択していただくことも可能です。どうしても長期の入院をご希望の方には、近隣のホスピス緩和ケア病棟もしくは一般病院をご紹介することができますので遠慮なくお申し出ください。