河野早苗さん|スタッフブログ|林山朝日診療所グループ|神戸市須磨区・長田区・西区

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スタッフブログ

2009年03月08日

河野早苗さん

Q1: お生まれは昭和17年ですね。女性の場合、生年月日や年齢を隠すことが多いのですが。
A1: 私は同じ年位の方々にも、是非ボランティア活動に参加していただきたいので、公開しています。

Q2: 法人のどこでボランティア活動をしていますか?
A2: 希望の家ホスピス病棟です。

Q3: ホスピスボランティアをするようになったきっかけを教えてください。
A3: 姉が六甲病院のホスピス緩和ケア病棟でお世話になり、本当にありがたかったので、少しでも恩返しができればと始めました。

Q4: いつからここでボランティア活動をしていますか?
A4: 2008年5月から週1回程度活動しています。

Q5: ここでどんなボランティア活動をしていますか?
A5: 生け花の水やりや水替えや希望される方には病室にも小さな花瓶に花をいけてお持ちしています。また遺族の方々へのグリーフケアの葉書や、病室のネームカード、誕生記念の色紙に押し花をしています。時には、スピリチュアルケアワーカーの宇根さんや他のスタッフの依頼で患者様の話し相手(傾聴ボランティア)を努めさせていただくこともあります。

Q6: ここでボランティア活動してみて、感想(感じたこと、気づいたこと、思ったこと)をお聞かせください。
A6: 患者様が私に「淋しいのが一番つらい」と素直におっしゃられた時、少しは自分も役に立っているのかなと感じました。患者様は想像以上に孤独感や淋しさや不安感を感じながら生きている事に気がつきました。姉もそうだったのかなと思い返すにつけ、人の心に寄り添うことの大切さを思います。

Q7: 他にはどんなボランティア活動をしていますか?
A7: 身体障害者施設で作業療法の手伝いを週1回とスクールボランティアなどを週2,3回行っています。

Q8: ボランティア活動のどんな所が、楽しいのか、あるいはあなたにとって意味があるのか教えてください。
A8: 昔ヘルパーもしていたことがあって、人とのかかわりの中で教えられることが多く、充実感のある仕事でした。また子供も好きです。多分「人間が好き」なんだと思います。多くの出会いに感謝しています。

Q9: あなたの人生の信条やモットーを教えてください。
A9: たとえ具体的に手助けできない状況であっても心だけは添えられる人でありたいです。まだ学びの最中ですが。

ボランティア活動中の河野さん(左端)

いつも穏やかに淡々と活動している河野さんです。
この日は患者様のためのタコ焼きパーティーでした。
理事長も5個いただきましたが、とてもおいしかったです。

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